こんにちは、ショウです。
アップル信者はやめるべきです。
と、いってもぼくはアップルの製品を多く使っています。でも信者ではないです。
こういうといろんな人から反感を買ってしまうかもしれませんが、信者であると非常にもったいない思考になります。
そもそもアップル信者の定義とは?
はっきりとした定義はないのですが、「アップル製品が最高にすぐれている」「熱狂的である」などが信者としての特徴とされています。
また、アップル製品への信頼度が高すぎるので、「アップル製品以外をつかっていることへの不満」「他社製品をつかっている人を貧乏人呼ばわり」などアップル製品以外への視野はいっさい遮断となります。
結構過激です。そんなこと言われたらぼくなら凹みます。
スティーブ・ジョブズを神様のようにしたい、宗教的集団のようにアップル製品だけを使いつづけることをうたい続ける。
アップル信者とググるだけですごく熱狂的な人もいれば、ものすごく嫌う人もいます。
アップルのブランディング力が信者を生む
ただアップルのブランディング力はすさまじいものです。
コンセプトの一貫性を特徴としているので、ブランディングに大成功しました。
スマホとは呼ばないスマートフォン
- 直営店といえば『アップルストア』
- スマホといえば『iPhone』
- パソコンといえば『Mac』
iPhoneのことをスマホって呼ぶよりなんとなくiPhoneと名称で呼ぶ声がおおく聞こえます。
またアップル製品だけ特別ブースのように展示されてるのを家電量販店でよく見かけますが、これは他社メーカーとは同じ棚で販売をすることをアップル側が禁じています。
それだけブランドに対してのこだわりが非常に強いんです。
またUSBケーブルを『Lightingケーブル』『Thunderboltケーブル』など他社とは名称をはっきりと違う言葉として使っています。
アップル製品と他社との差別化をしっかりとさせることで、これはアップルの製品と位置付けるものになります。
こういう発想力のゆたかさには本当におどろかされてしまいます。
信者がいるのはアップルだけ
それに、アップル製品が好きな人を『信者』と呼びますが、パナソニックや日立の製品を多く愛用していても『信者』とは呼ばれません。
アップル側が作った言葉ではないんですけど、アップル製品のコンセプトの一貫性が『信者』という製品の熱狂的な愛用者を生んでしまうのです。
アップル信者は一方通行
アップル信者が悪いということではなく、アップルへの思考だけにとらわれてしまうと非常にもったいないです。
ぼく自身アップルの製品を手にとってから10年以上が経ちます。
- iPhone
- iPad
- MacBook Pro
- AirPods
- Apple Watch
今所有しているアップル製品です。十分信者に見えちゃいますかね(笑)
ただ、ぼくは決して信者としての考え方ではなく、アップル製品は連動性がいいのが魅力で愛用しています。
自宅ではパナソニックのオーディオプレイヤーだったり、Windows10のPCなどアップル製品以外の製品も多くつかっています。
アップルの製品のよさは十分なほど理解しています。
アップルの中毒性=所有力
初めてのiPhone
iPhoneを初めて手にとってからスマートフォンの素晴らしさを知り、iPadを使うようになってからiPhoneとの連動性に感動。
iPhone × iPad × MacBook Pro
WindowsのPCとは別にMacBook Proを購入して、iPhoneやiPadとの連動性にさらに感動。データの移行処理やToDoリストなどのアプリとの共有。一つのiPhoneがiPadやMacBook Proと使用することで5倍も10倍もの力を発揮するようになります。
日常生活をスマートにしてくるApple Watch
ここ最近ではApple Watchを購入したことで、カフェや飲食店での支払い時にiPhoneで支払いをしていたのでポケットからわざわざ取り出していましたが、その動作もなくなり、よりスマートな生活をするようになりました。
一つ一つが非常に高価なものばかりなので所有力は非常に高いです。
それでおいて連動性がすばらしいことから一度手にすると中毒性を感じる前にどっぷりハマります。
生活基準を上げてくれるのは間違いありません。
ただ信者として熱狂的に『アップルの製品以外使いません』や『アップルの製品を使っていない人を貧乏人』呼ばわりするような過剰なまでにアップルを愛しすぎてしまうと視野がとっても狭くなってしまいます。
それでも信者になりたいならアップル製品以外をつかうべき
それでも絶対に信者としてアップル製品以外は使わない!
と、いうのであれば、アップルのよさを最大限に知るべきです。
スマートフォンのシェアとしては2019年度はSamsungが世界1位。Huaweiが世界2位となりアップルは3位と順位を落としました。
さらにデスクトップOSのシェアとしても、MacとWindowsを比較するとWindows10が8割強を占めています。
他社をよせつけない強さがアップルにはあるようにみえますが、実は日本国内でのアップルの売れ行きが世界的にみても異常なほどだからです。
国内のケータイショップでSamsungのスマートフォンを推してるお店はほとんど見る機会がありません。
ソフトバンクが国内で最初にiPhoneを取り扱うのをきっかけに、auとdocomoもiPhoneを取り扱うようになりました。それだけ国内での人気がすごいということですね。
さらに信者になりたいなら製品以外のアップルの凄さを知る
アップルのよさは製品のみならず公式サイトにもたくさん溢れています。
例えば上記のiPhone 11Proの紹介文では、読んでいる人(あなた)に向けて書かれていること。
iPhone 11Proの特徴を紹介しているのではありません。
『iPhone 11Proを使うとこういうことができる』
『iPhone 11Proを使うとあなたの生活はこのように変わる』
あなたがiPhone 11Proを手にしたときに感じる感情を想像しやすく表現してくれています。
よくありがちな説明として、『いろんな人』『人々』など多数に向けて書かれている説明文をよく目にします。
そのサイトの商品説明をみているのはたいてい一人の人間です
決して映画館のような大型スクリーンに映し出された映像を大勢の人でみているわけではありません。
だからアップルは『あなた』で二人称として表現することで「自分に向けてiPhone 11Proの良さを教えてくれている」というふうに感じさせてくれます。
いろんな商品の説明文をよくみて勉強しますが、やっぱりこういう表現の使い方(セールスライティング)はアップルは群を抜いて上手だなと感じます。
信者になりすぎて視野を狭くしすぎないように、いろんな視点からアップルをのぞくともっとアップルの良さを知ることができますね。
セールスライティングのような言葉をうまく表現したいと思っているならなおのことアップルの公式サイトなどから技術を盗んじゃいましょう。
適度な愛用者になり、よりアップルの良さをしれば、もっとアップルが好きになっちゃいますよ。