こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログ記事で伝えるメッセージとは?
- メッセージは誰に向けているか
- 相手にどう行動してほしいのか
- メッセージをうまく伝えるコツ
こんにちは、ショウです。
「好きな人に送るラブレターには、どんなメッセージが込められていますか?」
答えは、"好き"というメッセージを伝え、ゴールは"付き合う"ところまでですよね。
相手に好きという気持ちを伝えるためにラブレターを書くのですが、ブログもとっても似ています。
- 相手に伝えたいメッセージは何か
- 相手に行動してほしいゴールは何か
この二つがブログ記事に隠れているメッセージです。
この隠れたメッセージに気づいてもらい、相手に行動をしてもらうのがブログ記事の目的ひとつと言えます。
よく見かけるものとして。
- "相手に伝えたいメッセージがわからない"
- "相手に行動してほしいことがわからない"
- "メッセージなんか気にせずに書いている"
これではブログ記事を読んだ相手は、自分ごととしてはとらえず、記事自体をみることもありません。
あなたが書いたブログ記事が読まれるためには、"相手のために書いたメッセージ"であることを感じてもらう必要があります。
本記事では、ラブレターの書き方....ではなく、相手に伝えるべきメッセージについて書かせてもらいました。
早速どんな内容なのか見ていきましょう!
ブログの記事で伝えるべきメッセージはひとつだけ【書き方は気にしないでOK】
先ほど、ブログ記事はラブレターに似ているとお伝えしました。
ラブレターで伝えるメッセージってひとつだけですよね?
"好き"というひとつのメッセージを届けるために、気持ちを込めて書いているかと思います。
例えば、好きというメッセージ以外に、趣味の話や、嫌いな食べものの話、結婚願望について書いたりしませんよね?
もし書いてしまっているなら、相手はどんな気持ちになるでしょう。
- 何を伝えたいのかわからない
- これってラブレターじゃないの?
- なんかクドイかも...
- そもそも途中から読まなくなる
こんなふうに思われたら僕は立ち直れません。
好きという気持ちひとつに絞って相手に伝える必要があります。
だからといって、「好きです。好きだ!めちゃくちゃ好きだ!!!大好きだ!!!!!」といった好きな気持ちが強すぎては逆に引かれてしまいます。
伝えるべきメッセージはひとつですが、"そのメッセージを送ったことで相手にしてほしい行動"を考えて伝える必要があります。
ブログ記事で伝えるメッセージもひとつに絞り、そして相手に行動してほしいゴールを設定して伝えることが大切ということになります。
ブログ記事で伝えるメッセージとは?
ラブレターは好きな気持ちを抱き始めてから書き始めます。
では、ブログ記事で伝えるメッセージはどんなことがいいのか。
結論としては、「相手に伝えたいメッセージを決めてから記事を書きはじめる」です。
相手にブログ記事を読んでもらいたいから記事を書いてるわけですよね?
それなら、"読んでもらいたい理由が、相手に伝えたいメッセージ"になります。
- おすすめのパソコンを知ってほしい
- パソコンの操作方法に困ってる人に読んでほしい
- 海外旅行には注意点がたくさんあるから知ってほしい
- フリーランスになりたい人に伝えたい気持ち
- 留学情報にはあまり知られていないお得情報があるから共有したい
- 群馬県のめちゃくちゃ楽しい遊び場を知ってほしい
例えば上記の、「おすすめのパソコンを知ってほしい」と思ってブログ記事を書いているのに、「おすすめの後付けHD」について書いてあっては、メッセージが多くなり相手は混乱してしまいます。
メッセージが多くなると、情報量も多くなります。
相手からすると、おすすめのパソコンについて読んでいたのに、違う情報が入ってくるとパソコンの情報が薄くなります。
結果として、パソコンの良さが伝わらないままブログから去ってしまうことになりかねません。
あれもこれも伝えたい気持ちはわかるのですが、目的としては"相手にブログ記事を読んでもらう"ことです。
伝えるメッセージをひとつに絞り、伝えたい情報について書きすぎないことがブログ記事を読んでもらうための第一歩と考えてみましょう。
そのブログ記事は誰に向けて書いてますか?
相手に伝えるメッセージについてお伝えしましたが、そのメッセージはどんな人に向けて書いているでしょうか。
"とりあえずきてくれた人"
ではないですよね。
おすすめのパソコンについて書いた記事であれば、パソコンについて興味がある人に向けて書いているはずです。
そこで大切なのが、"どんな人に向けてメッセージを書いているのか"です。
相手がどんな人なのかを設定していないと、伝えるメッセージの言葉も変わってきます。
少しパソコンに興味がある人の特徴について想像してみましょう。
- 年齢はいくつくらいなのか
- 男性?女性?
- パソコンについてあまり詳しくない
- パソコン上級者
- どういうパソコンに興味を持っているのか
- MacとWindowsはどっちが好みなのか
例えば、「パソコンにあまり詳しくない人」と「パソコン上級者」では、おすすめするパソコンの種類も言葉の使い方も変わってきます。
と、いうより変えなくてはいけません。
パソコンに詳しくないのに、
といわれても何のことかさっぱりです。
これくらい砕いて説明すれば少しイメージできるかと思います。
伝えたいメッセージはどんな相手なのかを、しっかり設定しないと"相手は自分に向けられたメッセージではない"と思ってしまいます。
これでは相手はその場から帰ってしまいます。
そうならないように、伝えたいメッセージの相手がどんな人なのかを意識してブログ記事を書いていく必要があります。
相手にどう行動してほしい?
少し話を戻しますが、ラブレターの内容は"好き"という気持ちを伝えるためですよね。
ただ、ラブレターを渡すことがゴールではなく、「ラブレターを渡した後の展開」にゴールを設定しているはずです。
つまり、好きな気持ちを伝え「お付き合い」をするまでが、ラブレターのゴールといえます。
それでは、ブログ記事のゴールはどこに設定していますか?
パソコンに詳しくない人に、おすすめのパソコンについて書いた記事のゴールは「パソコンを買ってもらう」という"相手が行動する"までが、おすすめのパソコン記事のゴールになります。
まとめ
- 相手におすすめのパソコンについての、ひとつのメッセージを伝える
- 伝える相手は、パソコンに詳しくない人
- ゴールは「パソコンを買う」まで
ここまでが、おすすめのパソコンについて書いた記事のゴールです。
相手に伝えるメッセージをひとつに絞り、伝える相手を決め、伝えた相手にどう行動してほしいかを考えることで、ブログ記事は完成に近づきます。
メッセージをうまく伝えるコツ
これまで、メッセージをひとつに絞る重要性についてお話ししてきました。
ここからは、メッセージをうまく伝えるコツについてお伝えします。
- コツ①:テンプレートをつくってみる
- コツ②:書き方は気にしないでOK
- コツ③:相手に想像させる文章
- コツ④:セールスライティングを学んでみる
上記の4つを意識したり、学んでみることで、ブログ記事の内容はグンっといいものになります。
コツ①:テンプレートをつくってみる
ブログ記事のテンプレートをある程度つくっておくことで、メッセージにブレがなく綺麗な文章づくりができるようになります。
少し大まかではありますが、下記のようなテンプレートを設定します。
①冒頭のフロントトーク(興味づけ、結論)
②目次
③本文(内容)
・大見出し
→中見出し
→中見出し
④根拠
・大見出し
→中見出し
→中見出し
④まとめ(結論)
順番は【結論 → 理由 → 根拠 → 結論】
記事の冒頭で内容の結論を先に伝え、理由を本文で書き、最後に"だからこういう結論になります"という形で構成します。
そこに、伝える相手、伝える内容、ゴールの設定をして埋め込んでいきます。
これを毎回繰り返すことで、何度ブログ記事を書いても、テンプレートがあることでメッセージにブレのない記事を書き続けられます。
コツ②:書き方は気にしないでOK
コツの2つ目としては、書き方は気にしないでOKです。
ここでいう書き方とは、"丁寧な文章"のことです。
結論からいうと、「人は感情で動き、理屈で正当化する」
ここかなり重要なのでもう一度いいます。
「人は感情で動き、理屈で正当化する」
人の感情に呼びかけなければ、相手はなかなか行動に移りません。
またラブレターの例えを出してしまうのですが、ラブレターは相手の感情を動かすための文章です。
書き方ひとつでとらえ方も変わってくるのですが、少し例を出してみましょう。
書き方①と②ではどちらが感情を動かされるでしょうか?
書き方①
本日はお日柄もよく、晴天に恵まれ大変過ごしやすい日々が続いています。この度手紙を出させていただいたのは、あなたに好意を抱いた気持ちを伝えるべく、書かせていただきました。
書き方②
あなたのことが好きです。
どうですか?
僕がラブレターをもらった側なら、後者の方が好きです。
ラブレターを渡した日の天候や、手紙を出した理由をズラズラと書かれているより、ストレートに"好きです"と書いてある方がグッと来ませんか?
たくさん書いて伝えることは大切ですが、人の感情に呼びかけるのに"書き方"を意識しすぎないことも大切です。
自分の素直な気持ちをストレートに伝えることで、相手の感情に呼びかけることができます。
コツ③:相手に想像させる文章
相手に想像させる文章というのは、行動に直結しやすくなる文章といえます。
少し例を出してイメージしやすくしてみますね。
例)ハンバーグ
例)ハンバーグ
- 先日、有名なハンバーグ屋さんのハンバーグを食べてみましたが、さすがというべき味でした。チェーン店とはまた違う味でぜひまた行ってみたいです。
- 先日行ってきたハンバーグ屋さんがとっても美味しかったです!ナイフで刺した瞬間に肉汁がジュワーっと溢れ出し、口に入れたらジューシーなお肉が口の中いっぱいに広がり、ご飯が止まりませんでした。
どうですか?ハンバーグの美味しさが伝わりましたか?
どちらも同じようにハンバーグの感想を書いたのですが、どちらの方があなたの頭の中でハンバーグを想像できましたかね。
ハンバーグを想像させる文章を書き、最後にこう伝えます。
「ハンバーグ屋さんの住所はこちらです」
ハンバーグの美味しさをメッセージにして伝え、それを相手の頭の中で想像させることができれば、美味しいハンバーグが食べられるお店が気になってきます。
最後にお店の情報を載せてあげれば、ハンバーグ屋さんにいく理由を探し始めます。
- ちょうどハンバーグを食べたい気分だった
- 場所が近いから行ってみよう
- 彼女を誘って行ってみよう
- お仕事がんばったご褒美に行ってみよう
- 肉汁が溢れるハンバーグが気になるから行ってみよう
相手に想像させる文章が書けるようになるとブログ記事の質はまた一段と上がってきますね。
多少テクニックが必要になってきますが、ひとつおすすめの学習方法としては「セールスライティング」を学んでみるといいです。
次の内容で、セールスライティングについて少し触れてみましょう。
コツ④:セールスライティングを学んでみる
セールスライティングを簡単に説明すると、「売ることに特化したスキル」です。
販売する商品やサービスの魅力を紹介文として書くための能力で、消費者に"買いたい!"と思ってもらえるように文章を書きます。
先ほどのコツ③の例としてお伝えした、ハンバーグの美味しさを相手の頭の中で想像させてみるテクニックもセールスライティングのスキルから学んでいます。
ブログを収益化させていくのであれば、セールスライティングの学習は必須だと僕は思っています。
セールスライティングに関する記事も書いているので、参考にしてみてください。
【初心者向け】セールスライティング学習の始め方【90日で身につきます】
続きを見る
まとめ:相手に伝えたいたったひとつのメッセージ
相手に伝えたいメッセージはひとつにすることで、いろんな大切なことをお話ししてきました。
- ブログ記事で伝えるメッセージとは?
- メッセージは誰に向けているか
- 相手にどう行動してほしいのか
- メッセージをうまく伝えるコツ
メッセージはひとつに絞り、相手に想像させるようなメッセージを送り、行動してもらう。
言葉にすると簡単ですが、文字を生み出そうとするとむずかしいですよね。
こればかりは学習の幅を広げて学んでみたり、ひたすらブログ記事を書くことで覚えていくしかありません。
あとは継続あるのみです。
一緒に頑張りましょう(^○^)