こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 【WING→ACTION】AFFINGER6の注目ポイントと変更点のまとめ
- 今後のAFFINGER6に関する予測
- まとめ:AFFINGER6の発売日を待つのもアリ
2020年11月に、AFFINGER6についてのお知らせがありました。
WING ver20201110βアップデートとACTION(AFFINGER6 / STINGER PRO3)公開予定のお知らせ https://t.co/KOAYYwSI0f #AFFINGER @WPSTINGERより
— ステ子@STINGER公式 (@WPSTINGER) November 10, 2020
今後、WINGはACTIONへと新しくなり、そしてAFFINGER6の実装が始まるお知らせでした。
現在(2021年1月)は、EXユーザー限定でAFFIGER6のβ版が無料でアップデート可能になっています。
当ブログは、AFFIGER5のEX版なので、β版への変更が可能です。
AFFINGER6のβ版から得られる情報を元に、注目ポイントと変更点についてまとめ、そこから今後のAFFINGER6の動きを予測してお伝えします。
今回、特に注目するポイントとしては、「Gutenberg(グーテンベルグ)のブロックの強化」についてです。
WordPressユーザーにとって、2021年はクラシックエディタのサポートが終了する年なので、Gutenbergの情報は特に重要なポイントになると思います。
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【WING→ACTION】AFFINGER6の注目ポイントと変更点のまとめ
AFFINGER6の注目ポイントと変更点のまとめについてです。
注目ポイントについては、冒頭でもお伝えした、「Gutenberg(グーテンベルグ)のブロック」の強化です。
2021年の年内には、クラシックエディタのサポートが終了するため、WordPressユーザーにとっては特に注目してほしいポイントです。
その他にも、FontAwesome4.7からの脱却など、大きな変更点には注目するポイントが沢山ありますので、一つずつ解説していきます。
AFFINGER6の大きな変更点
- WINGからACTIONへの変化
- Gutenberg(グーテンベルグ)のブロックの強化
- FontAwesome4.7からの脱却
- フッタークレジットの削除
- デザインパターン・カラーの変更
1. WINGからACTIONへの変化
AFFINGER5からAFFINGER6の変更にともない、これまでの総称であった「WING」から「ACTION」へと新しくなりました。
ACTIONへと新しく総称が変わったことで、取り扱われている各テーマもグレードアップしています。
総称と各テーマについては下記の表の通りです。
総称 | 各テーマ |
WING | STINGER PRO2 STINGER PRO2 EX AFFINGER5 AFFINGER5 EX |
ACTION | STINGER PRO3 STINGER PRO3 EX AFFINGER6 AFFINGER6 EX |
2021年1月時点では、ACTIONの各テーマの販売は未定です。
現在はAFFINGER5 EXユーザーにのみ、先行でβ版の配布が行われています。
2. Gutenberg(グーテンベルグ)ブロックの強化
AFFINGER6の中でもっとも注目のポイントが「Gutenberg(グーテンベルグ)のブロックの強化」です。
Gutenbergがどんなエディタなのかを軽く説明しておきます。
Gutenbergとは?
GutenbergとはWordPress5.0から採用されたテキストエディタのこと。ブロックという要素で記事を書き上げます。
例えば、「h2見出し、本文、画像」という記事の構成であれば下記のようになります。
- 見出しのブロック
- 段落のブロック
- 画像のブロック
これまでは、タイトルには「h2」など多少のHTML知識が必要でしたが、GutenbergではHTML知識は必要なく、誰でも簡単に記事の構成が行えるように進化したものになります。
クラシックエディタを使用しているユーザーからすると、Gutenbergは使いづらさを感じると思います。
しかし、慣れてくると旧エディタよりも思い通りの構成が、より早く作り出すことが可能になります。
AFFINGER6=Gutenbergのブロックの強化
AFFINGER6からは、Gutenbergのブロックが大幅に使いやすく進化していました。
よく使うブロックやクラシックエディタで愛用していたショートコードを「マイブロック」機能で、簡単に呼び出しが可能になります。
その他、デフォルトのブロック機能も強化されていて、Gutenbergに対して大幅な強化が行われたことがわかります。
ただ、現状としてはGutenberg自体のアップデートが頻繁に行われているので、現在のブロック機能が正式なものとは言えません。
今後、AFFINGER6が正式にリリースされる頃には、また一味違うブロック強化がされていると予想されます。
3. FontAwesome4.7からの脱却
FontAwesomeとは、ウェブ上で使用されるアイコンのことで、ブログ内でも導入されてる人を多くみます。
これまでの、FontAwesomeは「4.7」が主流でしたが、現在は「FontAwesome5」が導入され始めています。
FontAwesome4.7よりも、FontAwesome5の方が多くのアイコンを使えるようになるので、多くのブログテーマが対応に追われています。
AFFINGER6は、FontAwesome5をメインに考え、FontAwesome4.7から脱却する方針です。
ただ、FontAwesome4.7のアイコンが全く使えないわけではないのでご安心ください。
引き続きFontAwesome4.7を使用する場合は「FontAwesomeIcons4.7.0の読み込み」を有効化することで使用が可能です。
FontAwesome4.7を使用する場合
・テーマ管理「その他」>「FontAwesomeIcons4.7.0の読み込み」を有効化
注意ポイント
FontAwesome4.7とFontAwesome5を同時に使用することはできません。上記の手順で、FontAwesome4.7を有効化した場合、FontAwesome5の使用できないのでご注意ください。
4. フッタークレジットの削除
デフォルトで表示されていたフッターのクレジットリンクは削除されます。
AFFINGER6からは、削除系のプラグインが不要になります。
そのため、コピーライト完全削除プラグインはACTION(AFFINGER6)では機能しません。
5. デザイン・カラーパターンの変更
公式サイトで、一部のデザイン・カラーパターンの変更があると書いてありました。
「AFFINGER5 EX」と「AFFINGER6 EX(β版)」のデザイン・カラーパターンを比較してみましたが、現状変化がみられませんでした。(2021年1月現在)
唯一、変化があるとすれば、AFFINGER6 EX(β版)の方には、EX限定のデザインが追加されていました。
おそらく、今後のアップデートで追加・変更が行われると思うので、追加情報をお待ちください。
※EX限定のデザインを公表できないため、上記画面では一部目隠しをさせてもらっています。
細かい変更点のまとめ
ここからは、AFFINGER6の細かい変更点のまとめについてです。
「細かい変更点のまとめ」と「その他」でまとめています。
細かい変更点のまとめ
- トップページにタブ式カテゴリ一覧の表示設定
- カスタマイザーの名称および動作を一部変更
- ぱんくずの挙動の変更
- トップページ用ウィジェットの追加および仕様変更
- 記事タイトル下ウィジェットの追加
- すごい目次デザインの調整
その他
- 「ビジュアルエディタのデザインを実際に近づける」はデフォルトで有効
- 「トップページに固定記事を挿入」使用時に管理バーに編集リンクを表示
- 非表示にするカテゴリリンク設定
- GoogleAnalytics4「G-」で始まる測定ID対応
- 最新の投稿一覧ウィジェットにタイトル用フォームを追加
- メインページ(投稿ページ)の記事ごとのヘッダーデザイン、固定記事用のウィジェットエリアを反映
- 「ブログカード(ショートコード)」にボーダーなしデザインを追加(myclass属性に「noborder」を指定)
- 王冠アイコンの変更
- ページャーデザインの変更
- リストスタイルのアイコン位置を中央から上に変更
- カスタマイザー「チェックサイズ(%)設定」の反映を「チェック(ボックスタイプ)のデザインをチェックのみにする」有効時のみに変更
- PREV/NEXTリンクをサムネイル画像付きに変更
- ダミー記事内容の変更
- ウィジェットエリア「スライドメニュー(検索)に表示」を「検索(スライド/オーバーレイ)に表示」に名称変更
- スライドショー機能の全停止有効でも記事一覧のカードデザイン化「EX」が有効時はサムネイルを生成
※情報は2021年1月現在のものになります。そのため、一般販売時に内容の変更なども予測されます。
AMP非対応について
AFFINGER6からは「AMP非対応」と公式サイトで言及しています。
理由としては
- 「AMP」と「Gutenberg」の併用が使用上難しい。
- 5Gの普及でスマートフォンの通信環境の高速化。
上記の2点があげられます。
AMP自体、あまり普及していなかったこともありますが、Gutenbergが今後のベースとなること、5Gの普及がAMPにメリットがないと判断したことだと考えられます。
今後のAFFINGER6に関する予測
ここからは、AFFINGER6に関する情報を元に、今後の予測を立てていきたいと思います。
前回のAFFINGER5の情報もおり混ぜて予測します。
AFFINGER6の販売時期
誰もが一番気になるポイントだと思われる、「AFFINGER6の販売時期」
僕の予想としては、"2021年3〜4月のあたり"で正式なリリースが発表されると思います。
理由について
2020年11月に「ACTION」の発表。
翌月、2020年12月に、AFFINGER5 EXユーザー限定で、AFFINGER6 EX β版(及びSTINGER PRO3EX版)の先行公開が発表されました。
クラシックエディタが2021年末でサポートが切れてしまう点を考えると、2021年の早めにはAFFINGER6を正式リリースを行い、ユーザーには早くGutenbergに慣れてもらいたいと考えているはずです。
AFFINGER5の販売時期が、3月末だったことを考えると、AFFINGER6の先行公開から2〜3ヶ月後の2021年3月か4月あたりが濃厚だと予想します。
AFFINGER5ユーザーは無料アップデート
AFFINGER6へのアップデートについては、低価格の可能性も否めません。
しかし、アップデートについては公式から「WINGユーザー様は同一バージョンにて無料アップデート対応予定です」と、公式で明言していました。
※公式の発表については"こちら"からご覧ください。
ただ、あくまで"対応予定"であること。
冒頭でもお伝えしましたが、全額ではないにしろ、低価格でのアップデートも予想できます。
AFFINGER4からAFFINGER5へのアップデートは"3,000円"でしたので、それくらいの金額が予想されます。
気持ちとしては無料アップデートが望ましいですが、無料だったらラッキーくらいで考えていた方が、気持ち的には楽になるかもしれません。
Gutenberg(グーテンベルグ)への完全対応
2021年末で、クラシックエディタのサポートが終わることから、今後はGutenbergへの完全対応が予測されます。
Gutenbergへの完全対応については、AFFINGER6だけでなく、"WordPress全体がGutenbergへの完全対応に移行する"と予想してもいいです。
新たに旧エディタのプラグインが出てくる可能性は低く、Gutenbergの需要を伸ばしたいと考えると思います。
Gutenberg自体、頻繁にアップデートを繰り返しているので、それに対応するようにAFFINGER6も構成を変えてくるでしょう。
まとめ:AFFINGER6の発売日を待つのもアリ
AFFINGER6の注目ポイントと変更点についてまとめてみました。
結論から言うと、"AFFINGER6の発売日まで待つのもアリ"だと考えています。
現状(2021年1月現在)は、AFFINGER5 EXユーザーのみに先行公開という形で、β版の無料配布が行われています。
今、AFFINGER5を購入して、ブログを書き進め、AFFINGER6のリリースが始まったらアップデートという形も望ましいです。
しかし、AFFINGER5の価格が1万円を超えてくる上に、アップデートが無料だと断定できないことから、若干でも初期費用が積み上がってくる可能性もあります。
おすすめは下記の2択です。
- 初期投資に若干の余裕がある場合:今すぐAFFINGER5を導入
- 初期投資に余裕がない場合:AFFINGER6の導入を待つ
初期投資に余裕がある場合
今すぐAFFINGER5の導入を考えているのであれば、下記の記事の参考にしてみてください。
AFFINGER5レビュー記事
初期投資に余裕がない場合
AFFINGER6の導入を待つなら、その間に無料でできるブログサイトで練習してみるのもいいと思います。
WordPressへの移行も可能なので、ブログの練習にはもってこいだと思います。
おすすめの無料ブログサイトは下記を参照してください。
はてなブログ公式サイト
はてなブログProとWordPressの比較記事についても書いているので、参考程度にどうぞ。
はてなブログProとWordPress
その他、ライティングの技術を伸ばしたいのであれば、「セールスライティング」を学ぶのがおすすめです。
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