こんにちは、ショウです。
「ソロキャンプに最適な定番のタープって何ですか?」
こう聞かれたら僕は迷わずに言います。
snow peakの『ペンタシールド』
snow peakのペンタシールドの魅力や機能、張り方のアレンジやおすすめのポールの長さまでペンタシールドを徹底レビューしていきます。
snow peak『ペンタシールド』の魅力
ペンタシールドの魅力の一つが、ポール一本で設営できるところ。
ベースとなるこの張り方が、ペンタシールドらしさを演出していて、キャンプシーンだけでなく、ピクニックにおもむいた際にも日差しよけとして活躍してくれます。
ペンタシールド用に推奨されている別売りのポールの長さが150cm。
基本的にポールの角度を少しつけて張り付けるので、150cmの長さでも実際には145cm前後ほど低くなると考えておいた方がいいかもしれません。
なので、基本的にはイスに座った状態で、ペンタシールドの中にいるよりかは、レジャーシートやマット、コットなどを敷いた状態でペンタシールドの中に入るのが一般的な使い方になります。
ハイテーブル、イスをおいた場合
イスをおいて使うこともできますが、端によりすぎると頭がタープに当たったりするので、窮屈さを感じます。
なので、このスタイルで使う場合はレジャーシートやマット、コットを使用するのがおすすめです。
小川張りスタイル
次の貼り方は小川張りです。
先ほどの貼り方とは異なり、前方と後方にポールを一本ずつ使用し、後方のポールをロープで延長することでタープ内に手持ちのテントを格納するスタイルです。
この貼り方であれば、前室のないテントでも大きな前室を確保することができます。
大きな前室からテント内へ屋根を介して入れるので、雨が降っていても濡れることなく入室可能。
使用するポールは、先ほどご紹介したベースとなる貼り方でも使った、150cmのポール一つと、170〜200cmほどのポール一つが理想です。
完成例として、僕のペンタシールドの小川張りを紹介します。
使用したテントの情報
- テント:snow peak『ランドブリーズ2』
- サイズ:横225cm × 縦165cm × 高さ127cm
- 室内高:127cm
snow peak「ランドプリーズ2」
前方190cmポール、後方が150cmのポールであればテントの高さはだいたい130cm前後であればすっぽり綺麗に格納できます。
写真はテントを前方に押し込み過ぎたせいでペンタシールドとテントの上部が触れてしまっていますが、本来はもう少しテントを後方にしてあげて、ポールの角度をもう少し立ててあげれば綺麗に格納できます。
雑な設営でごめんなさい。
使用したポールの情報
- 前方:snow peak製190cmポール
- 後方:snow peak製『ライトタープポール150』150cm
snow peak:150cmポール
※現在snow peakの190cmポールは販売されていません。
下記に170〜200cmのおすすめのポールを記載しておきます。
高さ170〜200cmのおすすめポール
DOD:170cmポール
Sutekus:190cmポール
Soomloom:200cmポール
前後でポールの高さを変えている理由
ペンタシールドを小川張りスタイルにする時、僕は前方のポールを190cm、後方を150cmと高さを変えて使用しています。
理由としては、ペンタシールドだから高さを変えています。
どういうことかというと、まず、前方の高さが190cmというのは、前室の空間を立ったままの状態で行き来をするため。
そして後方の高さが150cmであるのは、ペンタシールドの形が特殊な形をしているからです。
ペンタシールドの四隅のロープの長さが短いため、前方、後方両方に高さを出してしまうと、ペンタシールドが上に引っ張られてしまうので、結果的に四隅のが内側に狭まってしまうための空間が狭くなってしまうからです。
前方が190cmなのも多少狭く感じてしまうかもしれませんが、一人で使うソロタープなので、そこまで息苦しくはありません。
もちろん空間を広くする解決方法もあります。
僕自身も実践して、現在はその方法でペンタシールドを小川張りで楽しんでいます。
前後同じ高さのポールを使っても問題ありませんが、その場合は、ペンタシールドのペグダウンするロープの長さを変えることで居住空間が快適になります。
ペンタシールド究極の小川張りスタイル
通常の小川張りスタイル
- 前方:190cmポール
- 後方:150cmポール
- 後方ペンタシールドから150cmポールまで別売りのロープで延長
- ペンタシールド付属のロープのみでペグダウン
ペンタシールド究極の小川張りスタイル
- 前方:190cmポール
- 後方:150cmポール
- 後方ペンタシールドから150cmポールまで別売りのロープで延長
- ペンタシールド付属のロープ+別売りのロープで各部2~2.5m延長
ペンタシールドの四隅のロープを2~2.5m延長することでだいぶ空間にゆとりが生まれましたね。
通常の小川張りの時とは違い、空間にゆとりが生まれたことで、椅子に座った時に頭がペンタシールドに触れてしまうイライラがかなり解消されます。
究極の小川張りペンタシールド解説
- 図1の(A)ペンタシールドの後ろ。まず(A)の部分からロープを延長します。ロープの長さは約2mほど用意します。
- (A)の部分から約2mほどロープを伸ばし、150cmのポールを立てる。
- 150cmポールから約2~2.5mほどのロープ(自在付き)を2本使ってペグダウンします。
- 図1の赤丸部分(B)(C)(E)(F)に対して2~2.5mほどロープ(自在付き)を延長させていきます。
- (B)(C)にはもともと付属のロープが1m付いていますが、延長ロープと合わせても、合わせなくてもどちらでも大丈夫です。僕はすぐに取り外して、もともとのペンタシールドのスタイルも使いたいので、付属ロープは使用せずに延長ロープをペンタシールドに直接取り付けてます。
- 黄色い丸の(D)に付属している3mのロープはそのまま使用します。延長はしなくて大丈夫です。
僕の使っている延長ロープ、自在は下記のものになります。ロープの太さは3mmのものを使っていますが、4mmのでも全く問題ないです。
10mのものを適度に切って使用してます。参考までにご覧ください。
snow peak「ロープ、自在」
究極の小川張りスタイル×ランドブリーズ2
高さ127cmのランドブリーズ2を中に入れてもスッキリして見えますね。空間にゆとりがあるから小さなペンタシールドでも十分小川張りスタイルを楽しむことができます。
カンガルースタイルだと前室としては物足りなくなってしまいますが、ペンタシールド×小川張りスタイルであれば、かなり大きな前室空間が生まれます。
ペンタシールドの設営方法にもいろんな形を楽しむことで、その日の環境に適したスタイルを用いて遊ぶことができます。
究極の小川張りスタイルで、ソロキャンやグルキャンをさらに快適なものにしてくれます。
是非一度お試しください。
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