こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログの収益化のポイントは"集客・収益"の目的別にする
- ブログ記事を集客・収益で分けて書いてみる
- 少し意識を変えてブログの集客率・収益力をあげる
こんにちは、ショウです。
本記事は「ブログの収益力を底上げさせる」ためのポイントを解説していきます。
結論からいうと、ブログの記事を"集客記事と収益記事"に分けて書くことで、ブログ初心者でもそれぞれの特性を生かしたことによりPV数の上昇、収益のアップが見込めるようになります。
「集客記事」「収益記事」ってブログを書き始めてからあまり耳にすることがない言葉ですよね。
大丈夫!めちゃくちゃ簡単!
簡単というより、特別なテクニックも必要なく「少し意識を変える」だけでOK。
少し意識を変えることで、ブログへ集客させ、収益をあげることも可能です。
まずは、収益記事と集客記事がどんな違いなのかを理解してみましょう。
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ブログの収益化のポイントは"集客・収益"の目的別で記事を書くこと
"集客と収益"両方を兼ねそろえた記事はSEOにも強く、ブログ内でも大きな武器になります。
代表的なものでいうと「まとめ記事」なんかがそうですね。
ただ、まとめ記事は競合が多く、なかなか検索上位をとるのがむずかしいです。
そこで、集客と収益の目的別に記事を書くことで、検索上位を狙いにいきつつ、収益をつくり出す難易度を下げることができます。
- 1発でホームランを狙う記事より、確実にヒットを重ねて点を取りにいく記事の方が現実的です。
集客記事と収益記事とはどういうものなのか、分ける理由などについて説明します。
集客記事とは
集客記事とは、人を呼び込むための記事。
ファッションの広告なんかで、「最大85%OFF!!」というセール品があったりしますよね。
大抵はその85%OFFの商品がどんなものなのかを見るためにお客さんがお店に足を運んだり、ネットでどんな商品なのかを見にきてくれます。
セール品の目的は、買ってもらうことよりもお店やサイトに足を運んでもらうことを目的としています。
- 例えば、最大85%OFFの商品がイヤリングだとしたら、それに合う服はこういうのがありますよ!と別の商品を勧めることが可能になる。
これと同じ考え方で、集客記事はあなたのブログサイトに来てもらうために読者を呼び込むための記事です。
ニッチなキーワード(競合の少ないキーワード)を狙って集客記事をたくさん書くことで、いろんな方面から読者を呼び込むことができます。
収益記事とは
収益記事とは、読者に商品・サービスを提案するための記事。
収益記事の特徴としては、文字通り収益をつくり出すための記事です。
SEO対策として、キーワード選定なども必要にはなりますが、それよりも中身を重視した考え方がいいです。
読者の疑問を全て解決させ、読んでくれた内容に疑問を持たせない記事がいいですね。
- 収益を生むための記事という考え方よりは、読者の悩みや問題を解決するための商品・サービスを提案する。
こういう考え方で、収益記事を書いていくといいでしょう。
収益記事と集客記事を分ける理由
集客記事と収益記事について説明しましたが、収益記事で集客も同時にやればいいんじゃないの?と疑問に感じますよね。
結論からいうと、アフィリエイトの広告を使って記事を書くライバルがたくさんいるため、収益記事で集客をしていくのは結構むずかしいです。
ライバルには企業のサイトもあれば、ガチのアフィリエイター、ブロガーさんもいらっしゃいます。
そこへ踏み込んでいくのはかなりの知識とリサーチ力を必要とするので、ブログを始めたてではなかなか太刀打ちするのは困難です。
- どんなに良質な記事を書けたとしても、SEO対策で負けてしまっていると、検索上位表示されずに人目につかない記事になってしまう。
そこで、人を呼び込むための記事を書いて、ブログへの訪問者を増やしていきます。
- この記事(集客記事)には、こっちの記事(収益記事)も合わせて読むと悩みや問題が全て解決しますよ。
上記のような言葉を添えてあげることで、あなたのブログ内を案内してあげることができます。
記事ごとに案内板(内部リンク)をつけて、収益記事への誘導経路をつくってあげることで、読者の悩みや問題を解決させるための商品・サービスを提案することが容易になってきます。
ブログ記事を集客・収益で分けて書いてみる
実際にブログの記事を、集客記事・収益記事に分けて書いてみましょう。
特別なことは特に必要ありませんが、集客記事・収益記事の書き方のポイントについて説明していきます。
今まで通りブログを書いているところに、少しだけ意識の変化を加えるだけで大丈夫なので、リラックスしていきましょう。
集客記事の書き方のポイント
集客記事の書き方のポイントは以下の通りです。
- ニッチなキーワードを狙う
- 企業のいないキーワードを狙う
- 広告を貼りすぎないように注意
集客記事を書いていくなら、このあたりを抑えていくといいですね。
ひとつずつ解説していきます。
ニッチなキーワードを狙う
ニッチなキーワードとは、競合の少ないキーワードという意味。
月間のPV数は100〜1,000未満が望ましいですね。
一つの記事で大きなPV数は取れませんが、集客記事を100個も書けば、単純に月間1万〜10万PVが狙えます。
色んなキーワードからあなたのブログに訪問者が訪れるので、読者の悩みや問題の数もそれだけ増えていきます。
読者の悩みや問題を解決できれば、ブログや執筆者への信用が増えていき、収益記事の誘導もうまくいきやすくなるのでチャンスが広がるキーワードになってきます。
企業のいないキーワード
自分が書こうと思ったキーワードを実際に検索エンジンで検索した時に、上位に企業のサイトがいないかチェックしましょう。
企業のサイトはSEO対策がしっかり施され、運営している人の数も一人ではないので個人のブログが太刀打ちするにはかなり難易度が高いです。
狙ったキーワードに企業がいる場合は、少し言葉を変えるだけで上位表示が変わるので試してみてください。
個人のブログが表示され、サイトを覗いた時にこれなら勝てるなと思ったらそこを狙いにきましょう!
広告を貼りすぎないように注意
集客記事に広告を貼っても大丈夫なのですが、貼りすぎには注意が必要です。
集客記事はあくまで"集客する"ことが目的です。
アドセンスの広告をあちこちに貼りすぎると、記事の内容が頭に入らず、広告がウザいからと離脱率に繋がることもあります。
- 集客記事にアドセンス広告を貼り付けるなら、「最初の大見出しの上」と「記事の一番下」くらいに抑えた方が記事全体が見やすくなります。
買い物に来たお客さんに店員さんがずっといろんな商品を押し売りしてたらちょっとイヤに感じちゃいますよね。
挨拶程度の広告と、最後くらいに抑えれば気持ち良く記事に集中してくれます。
収益記事の書き方のポイント
収益記事の書き方のポイントは以下の通りです。
- 稼ぐための記事ではなく読者の悩みや問題を全て解決するための記事
- 求めている答えを解決する商品・サービスを提案
- アドセンス広告よりアフィリエイトリンク
収益記事は集客記事とは視点が少し違うので、しっかり解説していきます。
稼ぐための記事ではなく読者の悩みや問題を全て解決するための記事
収益記事とは収益を生み出すための記事ですが目的は違います。
収益記事の目的は、読者の悩みや問題を全て解決する。
ここが収益記事の最大の目的になります。
- 稼ぎたい!という意欲は持っていてもいいですが、あなたの稼ぎたい気持ちと読者の気持ちは全く別物ですよね。
ここはしっかり割り切って、読者ファーストを意識するようにしてみましょう。
求めている答えを解決する商品・サービスを提案
読者の悩みや問題を解決するために必要な商品・サービスを提案します。
商品・サービスを提案するときに重要なのは「今すぐ買うべき理由」をしっかりプレゼンする必要があります。
少しセールスライティングの内容になってしまいますが、下記の3つの「Why?」を明確にするのがポイントです。
- 「Why me?」:なぜ私(読者)が買わなければならないのか
- 「Why you?」:なぜあなた(書き手)から買うべきなのか
- 「Why now?」:なぜ今買わなければならないのか
少し小難しいかもしれませんが、商品・サービスを提案するなら上記の3つは考えた方がいいです。
変に意識して書くのではなく、素直な気持ちで大丈夫です。
ひとつ例を出してみますね。
例)
- 肌荒れをよくする商品
- 自分がこの商品を使ったことで悩みが解決した。だから同じ悩みを抱えている人にも伝えたくてこの記事を書いた。あなたの肌荒れを改善できる可能性があるから今すぐ試して欲しい。
イメージとしてはこんな感じ。
自分がしっかりおすすめできる商品・サービスを読者にストレートな気持ちで伝えてみるといいですね。
アドセンス広告よりアフィリエイトリンク
商品・サービスにはいろいろな種類、広告がありますね。
- Googleアドセンス
- アフィリエイト
- 自分の商品・サービス
収益記事に広告を貼っていくのであれば、おすすめはアフィリエイトです。
Googleアドセンスでも問題はないのですが、アドセンスのデメリットとしては広告内容がランダムなところです。
記事の内容に合わせて広告の表示をしてくれていますが、意図しない広告も表示されます。
- Googleアドセンスの広告を貼るなら、自分がおすすめしているアフィリエイトの商品・サービスの広告を貼る方が記事に統一感も出るのでおすすめ。
もし、自分の商品・サービスを持っているのであれば、それをおすすめしてもOK。
Googleアドセンスとアフィリエイトの特徴をうまく使いこなせば、今の状態から収益アップが見込めるようになるでしょう。
内部リンクを使って記事内を誘導
これまで説明した集客記事、収益記事の内部リンクを使って記事内を誘導させていきます。
上記の図を参考にしてほしいんですが、1つの収益記事に対して、約10〜15の集客記事を構成していくといいでしょう。
集客記事の数はそこまで気にしなくていいですが、割合的にイメージしてもらえればOKです。
収益記事に関連した集客記事を2〜4つ書いて、それぞれの集客記事に収益記事のリンクを貼っていくといいですね。
同じように①集客記事に関連した①-1集客記事、①-2集客記事を書いていきます。
①-1集客記事、①-2集客記事には①集客記事と、収益記事のリンクをそれぞれ貼っていけば、収益記事の内部リンク構成が出来上がってきます。
- 集客記事に足を運んできてくれた読者が色んな記事を見れるように、キレイに陳列させてあげて気持ち良くブログ内を歩き回ってもらうようにしましょう。
まとめ:【大きな変化は必要なし】少し意識を変えてブログの集客率・収益力をあげる
最後に集客記事と収益記事についてまとめていきます。
ブログの収益化のポイントは"集客・収益"の目的別で記事を書くこと
- 集客記事とは、人を呼び込む記事
- 収益記事とは、読者に商品・サービスを提案するための記事。
- 収益記事と集客記事を分ける理由は、企業やガチのブロガーに負けないためにあらゆる方向から読者を呼び込むための戦略。
ブログ記事を集客・収益で分けて書いてみる
- 集客記事の書くポイントは、企業のいないニッチなキーワードを狙い、広告を貼りすぎないように注意。
- 収益記事の書くポイントは、稼ぐための記事ではなく読者の悩みや問題を全て解決するために、商品・サービスの提案をアフィリエイトリンクで行う。
- 集客記事、収益記事を内部リンクを使ってブログ内を気持ち良く歩き回ってもらうように読者を誘導してあげる。
これらは全て、今まで通りブログの記事を書きながら、少し意識するだけでOKです。
最初は慣れないかもしれませんが、書きながら「あ、これは収益にしよう」「これは集客に向いてそうだから集客よりにしてみよう」
こんな感じでも大丈夫です。
少しずつ書きながら、意識することが大切なので忘れないようにしてください。
この少しの意識の変化が、あなたのブログの集客率・収益力をあげる力になるので、試してみてください。