こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- MiniTool Partition Wizardのレビュー
- MiniTool Partition Wizardの基本プラン
- MiniTool Partition Wizardのデメリット
- MiniTool Partition Wizardの評判
- MiniTool Partition Wizard無料版のダウンロード方法
- MiniTool Partition Wizardの無料版がお得すぎる
こんにちは、ショウです。
HDD・SSDの管理をするソフトを探していたら、「MiniTool Partition Wizard(ミニツール パーティション ウィザード)」というソフトにたどり着きました。
MiniTool Partition Wizardは、Windows PCのCドライブやDドライブをパーティションを設定することで、リサイズ/コピー/フォーマット/作成/変換/削除を可能にするソフト。
- MiniTool社が提供しているパーティション管理ソフトで、正直"パーティション"がどういうものかも知りませんでした。
調べてみると、HDD・SSDに仕切りをつくることで管理が容易になったりメリットがとても多かったですね。
僕は一眼で撮った写真や動画などをPCに保存していますが、バックアップはたまにしか取りません。
万が一、HDDに不具合が発生してしまった場合、2度と取り出せなくなる可能性もありますが、パーティション管理をしていれば保険をかけることもできます。
MiniTool Partition Wizardには無料、有料のプランがありますが、今回は無料版をダウンロードして使ってみました。
- 結論からいうと、MiniTool Partition Wizardの無料版って有料にする必要があるのか?と思うくらい機能が充実していて使いやすかったです。
パーティションを知らなかった副業ブロガーがMiniTool Partition Wizardを使い始めたらどう感じるかのレビューについてこれからお伝えしていきます。
HDD・SSDの管理をしていないならMiniTool Partition Wizardがマジでおすすめ【レビュー】
普段はMacでブログを書いていますが、サブでWindows PCも使っています。
容量はHDDが2TB、SSDが512GB。
いろんなデータ類を保管したり、休憩がてらゲームなんかを楽しむために使ってます。
データの管理はCドライブとDドライブだけで済ませていましたが、今回"MiniTool Partition Wizard"を使うことでよりディスクの管理が容易になりました。
- MiniTool Partition Wizardは、HDDの容量を変更したり、SSDの性能を測定、データの復旧や抹消をソフトひとつで管理してくれるものです。
特にC・Dドライブの容量の変更に便利なのが、"パーティション"と呼ばれる仕切りをつくることで管理を容易にしてくれます。
オフィスなんかで使われている"パーテーション"は知っていたのですが、PCの世界では"パーティション"というものがあること自体知りませんでした。
パーティション管理を知らなかった僕は損をするとこだった...
PCのデータを保存するための手段としては、
- PC内部のHDD・SSD
- 外付けのHDD・SSD
- iCloud、Dropbox
などの保存方法があります。
パーティションは、PC内部のHDD・SSDに仕切りをつくることができます。
メリットはひとつのHDD・SSDを分割することで全く別物としてドライブを利用することができること。
- これによってHDD・SSDの容量を変更したり保存ファイルの整理などが容易にできるようになるんですね。
大事なデータを保存するための手段としてパーティションは手軽にできるので一生知らないままでは損をするところでした。
パーティション分割の具体例
例えば上図のように、1TBのHDDを「750GBのHDD」と「250GBのHDD」といった感じでHDDを分割することが可能です。
- これによって何が出来るかというと、250GBのHDDをメインで使い、750GBのHDDをデータ保存用として管理することができるようになります。
仮に、250GBのHDDがなんらかの影響で破損してしまっても、750GBのHDDには影響はないのでデータは生きているということになります。
使用率の高い250GBのHDDの方が破損の可能性は、使っていない750GBのHDDに比べて高いので、保険をかけることができます。
ただし、もともとの1TBのHDDになんらかの故障が生じた場合、250GBのHDDと750GBの両方に影響が出てしまうので、完全に頼りきるのは注意が必要です。
また、分割以外にもパーティションの移動、削除、フォーマットなどが無料版で利用可能です。
MiniTool Partition Wizardを使ってみてよかったこと
MiniTool Partition Wizardを使ってみてよかったと感じたことは4つです。
- 操作が簡単
- データ類の管理が容易になる
- データの整理整頓ができた
- ファイルエラーの検出も可能
- 無料版で満足
MiniTool Partition Wizardの操作が思っていた以上に簡単でした。
MiniTool Partition Wizard操作画面
上記の画面を見て、最初は複雑そうに見えましたがパーティションの設定をするなら「ディスクマップ」だけでOK。
パーティション初心者でも安心して使えるなって感じました。
あとは、パーティション管理がおこなえるようになったことで、データの管理が容易になったこと。
- さらにパーティションの変更や移動、拡張がおこなえるのでデータの管理だけじゃなく、整理整頓がちゃんとおこなえるので保管のデータが分かりやすくまとめることができました。
ファイルエラーの検出もしてくれるのでメンテナンスソフトの役割をしてくれる。
しかも無料版でこれだけ満足できるのでお得感がハンパじゃないです。
MiniTool Partition Wizardの基本プランは4つだけど無料版でOK
今回はMiniTool Partition Wizard無料版の紹介ですが、基本プランは無料版含めて全部で4つあります。
- MiniTool Partition Wizard無料版
- MiniTool Partition Wizardプロ版
- MiniTool Partition Wizardプロ・デラックス版
- MiniTool Partition Wizardプロ・アルティメット版
有料版の基本プランは3つ。
それぞれ出来ることの幅が広がりますが、MiniTool Partition Wizard無料版だけでも十分機能を果たしてくれます。
無料版はどれだけ使っても使用制限にはならないので、迷うようならまずは無料版でOKです。
簡単に無料版と有料版の違いについてもお伝えしておきますね。
MiniTool Partition Wizard無料版で出来ること
MiniTool Partition Wizard無料版で出来ることは下記です。
- パーティション新規作成/削除/フォーマット
- パーティション移動/サイズ変更/拡張
- ファイルシステムエラー検出と修復
- FATをNTFSに変換
MiniTool Partition Wizardのメイン機能のパーティションに関する機能はとても充実してます。
パーティションを作成後に、ファイルシステムにエラーが発生しても検出と修復が可能。
さらに、FATをNTFSに変換も可能です。
FATとNTFSについて
FATとは、Windowsのファイルを管理する仕組みのひとつ。昔のWindowsで使われていたファイルシステムです。NTFSは最近のWindowsで使われているファイルシステムことを指します。
MiniTool Partition Wizard無料版と有料版の比較
無料版 | プロ版 | プロ・デラックス版 | プロ・アルティメット版 | |
価格 | 無料 | 6,578円 | 12,320円 | 15,069円 |
支払い期間 | 生涯無料 | 年次払い | 年次払い | 生涯使用可能 |
利用PC台数 | 何台でもOK | 1台 | 1台 | 3台 |
パーティション新規作成/削除/フォーマット | ○ | ○ | ○ | ○ |
パーティション移動/サイズ変更/拡張 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ファイルシステムエラー検出と修復 | ○ | ○ | ○ | ○ |
FATをNTFSに変換 | ○ | ○ | ○ | ○ |
NTFSをFATに変換 | ○ | ○ | ○ | |
ダイナミックディスクをベーシックに変換 | ○ | ○ | ○ | |
OSをHDD /SSDに移行 | ○ | ○ | ○ | |
OSディスクコピー | ○ | ○ | ○ | |
OSディスクをMBRからGPTに変換 | ○ | ○ | ○ | |
ブータブルメディアの焼く機能 | ○ | ○ | ○ | |
パーティション復元 | ○ | ○ | ||
データ復元 | ○ | ○ |
ちょっと小難しい内容ばかりですが、有料には有料のメリットがたくさんあります。
ただ、パーティションに関する機能を求めているなら無料版だけで十分です。
その他の機能を追加したければ有料版へのアップグレードの検討もありだと思います。
有料版には30日間の返金保証もあるので、使ってみて「やっぱり無料版でいいかなぁ」って思えば返金でOK。
有料版の詳しい情報は下記から確認できます。
MiniTool Partition Wizardのデメリット
MiniTool Partition Wizardの無料版を使っていて、正直ほとんどデメリットに感じる部分はありませんでした。
ただ一点だけ、ドライブの認識に関する不具合が起きたので、そこだけ詳しく解説していきます。
デメリット:うまくドライブが認識しない
Dドライブにパーティションを設定しようとしたとき、なぜかDドライブを認識していないことがありました。
正確にはDドライブを認識はしているんですが、Dの文字が消えて表示されます。
- この状態でパーティションを作成すると、Dドライブがどこかへ消えてしまい、新しく作成されたEドライブだけが残ります。
パーティションの結合をすれば、また元のDドライブになるのですが、不具合なのかがちょっと謎ですね。
念のため、MiniTool Partition Wizardを一度閉じ、PCを再起動後にやり直してみたらDドライブを認識するようになりました。
最初の1回目で起きた不具合で、それ以降は起きていないのでさほど気にはしていませんが、しっかりドライブが認識されているか確認はしたほうがいいですね。
MiniTool Partition Wizardの評判は?口コミを調べてみた
実際にMiniTool Partition Wizardを使っているユーザーからの評判や口コミなどについて調べてみました。
海外からの口コミが多かったのですが、freesoft100という日本の口コミを集めているサイトやTwitterからの声、YouTubeのレビュー動画なんかをまとめてみました。
freesoft100
freesoft100というサイトは、無料で使えるソフトを紹介している情報サイトです。
MiniTool Partition Wizardの無料版についても紹介していて、口コミも集まっているので下記のサイトから確認ができます。
YouTubeのレビュー動画
MiniTool Partition Wizard無料版のダウンロード手順
MiniTool Partition Wizard無料版のダウンロード手順について解説していきます。
手順はとっても簡単で、およそ3分程度で完了します。
MiniTool Partition Wizard無料版のサイトは下記からどうぞ
MiniTool Partition Wizard無料版をダウンロード
MiniTool Partition Wizard無料版のサイトからダウンロード
MiniTool Partition Wizard無料版のサイトにアクセスしたら、画面中央の「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードの開始
ダウンロードボタンを押すと、ダウンロードを開始します。
Windows10だと、上記画面の左下の赤わくからダウンロード状況を確認できます。
インストールが終わったら、左下の赤わくをクリックします。
セットアップに使用する言語の選択
セットアップに使用する言語の選択ができます。
日本語で大丈夫ならそのまま「OK」をクリック
MiniToolソフトウェアのチェック
インストールするソフトウェアの種類を選択します。
種類は2種類。
- MiniTool Partition Wizard Free
- MiniTool shadowMaker Free
「MiniTool Partition Wizard無料版」をインストールしたいので、MiniTool Partition Wizard Freeにチェックが入っていることを確認します。
今回、MiniTool shadowMaker Freeは使わないので、チェックを外しておきます。
チェックが外れていることを確認したら「次へ」をクリック。
保存場所の指定
MiniTool Partition Wizard Free(無料版)の保存場所を指定します。
約53MBの容量を使います。
特に理由がなければ、容量の多いDドライブへの保存がオススメです。
保存先が決まったら「次へ」をクリック。
インストール完了
MiniTool Partition Wizard Free(無料版)のインストールが完了しました。
上記画面の「MiniTool Partition Wizardを実行する」にチェックが入っていると、「完了」クリックした時点で、自動的にMiniTool Partition Wizardが起動します。
問題がなければ「完了」をクリックしましょう。
この後の説明で、"パーティションの設定"についての案内をします。
こちらも非常に簡単で、およそ5分程度で設定が終わります。
合わせてご覧ください。
実際に使ってパーティションを設定してみた
実際に僕のWindows PCでパーティションを設定してみました。
DドライブのHDDの容量が2TBあるので、これを「1.5TBのHDD」と「500GBのHDD」に分割してみます。
Dドライブを分割することになるので、パーティション作成後は
- 1.5TBの"Dドライブ"
- 500GBの"Eドライブ"
になります。
ちなみに下記がMiniTool Partition Wizardの操作画面になります。
MiniTool Partition Wizard操作画面
黄色い枠の「ディスクマップ」を操作してパーティションを設定していきます。
設定手順は下記になります。
- Dドライブを分割
- パーティションの位置とサイズを設定
- "Eドライブ"の反映を適用
- 保留中の操作を実行
- パーティションの設定完了
では早速パーティションを設定してみます。
パーティションの設定手順
Dドライブを分割
Dドライブを分割していきます。
画面上のDドライブを右クリックします。
次に「分割」をクリック。
パーティションの位置とサイズを設定
パーティションの位置とサイズを設定します。
上記画面で表示されている(< >)をマウスでつまむと横にスライドできます。
Dドライブの容量と、新しく作成されるEドライブの容量を決めます。
細かく設定をしたい場合は、パーティションサイズに表示されている数値を入力すればOK。
サイズの設定が決まったら「OK」をクリックします。
"Eドライブ"の反映を適用
サイズの設定が決まると、Eドライブが出来上がります。
上記画面ではまだ反映がされていないので、画面左下の「適用」をクリックします。
保留中の操作を実行
保留中の操作とは、新しく作成されたEドライブのことになります。
「はい」をクリックして次に進みます。
保留中の操作を適用中
上記画面はEドライブの操作を適用中のものです。
早ければ数秒で完了します。
保留中の操作の完了
Eドライブの作成が完了したら上記画面が表示されます。
「OK」をクリックします。
パーティションの設定完了
適用が終わったらパーティションの設定は完了です。
Dドライブが分割されて、新たに"Eドライブ"が作成されました。
初めてパーティションの作成をしてみましたが、結構簡単に作れました。
MiniTool Partition Wizardの使い方もとても簡単だなという印象です。
まとめ:MiniTool Partition Wizard無料版がお得すぎる
MiniTool Partition Wizardを調べると海外のユーザーからの声が多く、まだ日本での知名度は低く感じます。
ただ、海外での評判は悪くなく、実際に使ってみてわかったことは無料版でも十分すぎるくらい使いやすいです。
- パーティションを使い込みたいなら有料版が良いでしょうが、僕のようにある程度の利用なら無料版でOK。
多くの製品の無料版にはたいてい機能制限がつけれています。
制限に達したら、ここから先は有料版へどうぞ!みたいな流れですね。
だけど、MiniTool Partition Wizardは、半永久的に無料版のみで利用可能。
無料版にここまで力を入れているソフトもめずらしいですね。
いいパーティション管理ソフトを見つけられてとても満足してます。