こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- バッテリーの消費に関する情報
- アップルサポートセンターの正確な回答
- バッテリーが劣化するまでの使用回数制限(充放電回数)について
MacBook Proのバッテリーに関するお役立ち情報です。
タイトルの通り、『MacBook Proの電源アダプタは繋いだまま作業&放置しても全く問題ありません』
Appleのサポートセンターに問い合わせた回答と実際にアップルのホームページ載っている情報をもとに回答していきます。
※『MacBook Pro』に関する情報ですが、『2018年以降のMacのノートブック』と統一の情報です。
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バッテリーの消耗問題
下記が僕のMacBook Proの情報です。
- MacBook Pro13インチ
- 2.7GHz クアッドコア Intel Core i7(Turbo Boost使用時に最大 4.5GHz)
- 16GBの2133MHz LPDDR3 SDRAM 搭載
- 1TB SSD
- Thunderbolt 3(USB-C)ポート×4
外で使うときは電源ケーブルを持たなくても、常時10時間のインターネット閲覧ができるほどパワフルなので基本持ち歩きません。
しかし、自宅でMacBook Proを操作するときは、基本的に電源ケーブルを繋いだまま作業をしています。
僕も同じことを考えていたので、MacBook Proのバッテリーについて調べてみました。
「MacBook Pro、電源アダプタ、繋ぎっぱなし」で検索
まずはネットで、「MacBook Pro、電源アダプタ、繋ぎっぱなし」を検索キーワードで調べて見ました。
いろんな人が書き込みをしてくれているおかげで色々情報が入ってきます。
検索結果のまとめ
- 電源アダプタを繋いだままでは劣化してしまう
- 20%まで減ってきたら電源ケーブルを繋げる
- 電源アダプタを繋いだままでも問題はない
- 昔と今のMacBook Proとではバッテリーの性能差が違うから、昔のものは繋いだままでは良くない
- etc...
いろんな意見が見つかりましたが、意見が分かれていて結局どれが正しい情報なのかわかりませんね・・・。
と、いうことでここはアップル製品のプロに問い合わせてみます。
アップルサポートセンターに問い合わせてみた
どの意見も信憑性はあるかもしれませんが、情報がはっきりしないためアップルサポートセンターに問い合わせしてみました。
実際のやり取りをスクショしたかったので、チャットで連絡をしてみます。
という回答をいただきました。
ポイント
- バッテリー自体の性能は今と昔とでは性能差があるため、電源ケーブルを繋いだままでの使用をしてもMacBook Pro自体が充電状態を管理してくれるんですね。
優秀です。びっくりしました。
Appleの担当者とそのままチャットを進めていたら、「ノートブックのバッテリーに関する情報もホームページに記載しているのでよかったら参考にしてください」と言っていたので早速ホームページを確認してみます。
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バッテリーの充放電回数
Appleのホームページを読み進めていると、充放電回数についての記述が見つかりました。
充放電回数とは
メモ
Macのノートブックを使用し、バッテリーをすべて使い切った時に充放電回数は1回とカウントされます。
例えば、1日でMacのノートブックのバッテリーの容量を100%の状態から50%まで使ったとします。その状態で電源ケーブルに繋ぎ充電します。次の日も同じくバッテリーの容量が100%の状態から50%まで使ったとします。
そしたら充電の回数は2回ではなく、1回とカウントされます。0から100まで充電することで初めて充放電回数は1回と計算されます
この充放電回数が一定以上行われると、Macのノートブックのバッテリーは消耗していくと書いてありました。
常に電源ケーブルに繋いだままの状態であれば100%を維持できるので充放電回数はカウントされない。そのため、バッテリーは消耗しないということです。
Macのノートブックユーザーは持ち歩くことが多い
MacBook Proのバッテリーは電源ケーブルを繋いだままであれば消耗しないことがわかりました。
しかし、MacBook Proに限らず、Macのノートブックを選択したのなら「基本もち歩くことを想定して購入」してるはずです。
僕も外で作業するためにMacBook Proを購入しました。
こちらの疑問もアップルの公式ホームページに載っていました。
最大充放電回数
上記の画像は、"どれくらい使えばバッテリーは消耗するか"の回答です。
僕のMacBook Proの充放電回数に関しては赤枠で印をつけました。
- 2009年以降の一部モデルからMacBook Proの『充放電回数は1000回』
- MacBookに関しても2009年以降の一部モデルから『充放電回数は1000回』
1000回と言われても実際どれくらい充放電が行われているのか基準がわからないので自分のMacBook Proで調べました。
※Macのノートブックの充放電回数に関する記述は"こちら"から確認できるので参考にしてみてください。
約1年半使用時の充放電回数
約1年半使い続けた充放電回数が『137回』
予想以上に充放電回数が少なかったです。
比較的外で使うことが多かったのですが、"僕の使い方では約1年半の使用で137回なので単純に10年くらい使わないとバッテリーは消耗し始めない"ということになります。
MacBook Proのバッテリー管理能力ってすごいんですね。
メモ
MacBook Proがネット接続10時間ほど可能なので、毎日電源に繋がずに10時間使い続け、0%の状態してから、充電を繰り返せばおよそ3年〜3年半ほど。
ちょっと現実的な使い方ではないかもです。
僕のような使い方でノートパソコンを10年以上使い続けるのは少し現実味がないので、おそらく5年くらいで買い換える可能性は高いかと思います。
- 2009年以降の一部モデルのMacのノートブックに関してはバッテリーの消耗を感じはじめるのは、およそ5年後以降。
- 2009年以前のものに関しては最大充放電回数が300〜500となっているのでヘビーな使い方をすればおそらく2〜3年ほどでバッテリーの消耗がはじまる予想。
上記でMacのノートブックの充放電回数に関するアップルの公式ホームページに載っている記述を載せたので自分のMacの最大充放電回数はどれくらいなのか調べてみてください。
現在の充放電回数の調べ方
最後に充放電回数の調べ方についてです。
リンゴのマークをクリック
ホーム画面の左上のリンゴのマークをクリックします。
リンゴのマークをクリックしたら「option」を押してください。
そうすると、「このMacについて」の部分が「システム情報」に切り替わります。
「option」を押しながらシステム情報をクリックします。
「このMacについて」→「システム情報」
「システム情報」に変わったことを確認したら、システム情報をクリックします。
システム情報が開いたら、左のタグの「ハードウェア」の中の「電源」をクリックします。
「状態情報」の中に「充放電回数」が載っています。
自分自身のMacの充放電回数を意識することないので、一度調べて見る価値はあります。
充放電回数が最大充放電回数に近づいていたら、自宅やカフェで使うときは電源ケーブルに繋いだまま使用すれば充放電回数の節約につながります。
Macをもっと長く愛用するなら日頃のメンテナンスが重要
MacBookが優秀であることは、アップルストアでも確認が取れました。
5年以上バッテリーの消費を感じることなく使えるのはすごいですね。
しかし、バッテリーの消費を感じることなく使えても、長く使えば徐々にMacの動作が遅く感じてくるかもしれません。
Macの動作が遅くなる原因には様々な要因が考えられます。
- 不要なファイルが増えていきHDD・SSDの容量不足
- バッテリーへの高負荷を与えているアプリケーション
- キャッシュの削除を行なっていない
バッテリーの消費をおさえるだけでなく、日頃からMacのメンテナンスを実施することで、より長く愛用していけます。
Macの動作が遅くなったと感じたらメンテナンスを行いましょう。
実際にためしているメンテナンス方法を21項目で案内しているので、下記の記事も合わせてご覧ください。
Macの動作が遅い時の解決策【メンテナンス方法21項目】
続きを見る
愛用のMacをしっかりメンテナンスしてあげて、より長く使ってあげてください。